元々自営業で飲食店を経営していましたが、規模の大きなところでフードビジネスを学びたいという目的で入社を決めました。
素材についての知識やこれまでの経験も活かせるというアドバンテージもあると感じていましたが、それ以上に学べることが、ここにはあると感じましたね。
実際、研修を通して多くの方々の満足にどう関与できるかなど、仕事に対する自分の在り方や、役割についての捉え方が変化しました。
食事をするという普通のことを、
“特別なこと”にできるのも このビジネスの醍醐味

岸本 篤史
第1営業部第1課 課長
PROFILE
様々な状況を正しく判断し、みんなを導いてくれるリーダー。
相手の気持ちに寄り添い、チーム全体のパワーを発揮させてくれる存在です。
私の“はじめの一歩”
入社して一年が経つ頃、お店全体を任される店長へ昇格となりました。お客様やスタッフの皆さんと関わる店長として、失敗した時や苦しい時もありましたが、お客様や周りの方々と、正面から話し合い向き合う事で、周りの方々との縁の大切さに気付きました。振り返るとこの時期から私の発する言葉、気持ちが「私は〇〇がしたい」から「皆と一緒に〇〇をしたい」に変わり始めた「はじめの一歩」の時期だと思います。私の価値観が責任を負うから皆との達成感を求めるに変わった大切な節目であり、一つ一つの出会いに感謝できる今に繋がっています。


入社のきっかけ

仕事のやりがいや
面白さについて
一生懸命取り組んだことが評価され、店舗を任せてもらえたり、実績を数字に残せる仕事だということでしょうね。
飲食業というビジネスが大好きですし、お客様に提供できるものが料理だけでなく、店舗全体が生み出す場の空気だったり。
食事をするというとは普通のことかもしれないけれど、その普通のことを“特別なこと”にできるのもこのビジネスの醍醐味ではないでしょうか・・・。
場を変化させる力、場の空気を変える力というのでしょうか、そういったスキルを磨くことができたのもこの会社ならではだと感じています。
そして、飲食業というのは新人であってもお客様に喜んでもらえる瞬間をダイレクトに感じることができる仕事。人と人だから、一生懸命に接することで、お客様に伝えられるものがある。対価だけではない価値を感じることができる仕事なんです。
一期一会の喜びに触れる瞬間とでもいうのでしょうか、「また来るね」「美味しかった」「ありがとう」そしてリピートして下さるお客様…。
ふじやで18年間仕事をしていますが、いくつかの店舗を経験しています。
別の店舗の常連でいらしたお客様が、たまたま今の店舗に来られた時に、「あの時の店長ですか?」と声をかけて下さったことがあったんです。嬉しかったですね。
あの頃の自分の想いや気持ち、在り方が今も自分の中に“在る“ことを確認できたような気がしましたね。今も変わらないお客様への向き合い方というか、自分がやり続けてきたことに対する手ごたえみたいなものを感じさせてくれた瞬間でした。
自分の中に在る「大切なモノ」。それが無かったら、きっとお客様は自分に気づいてくれなかったと思うんですよ。自分の中に確かにある何か…言葉にするのが難しいんですけどね。
別の言い方をすれば、信じている方向が合っていた、正解が分かったという感覚に近いかもしれませんね。凄い技術や知識だけでなく、誠心誠意人と関わること、一生懸命相手を想って接することでしか創り出せない何か。そういうものの確かさ…みたいなね。飲食ビジネスとは「想いを伝える」ことではないかと。
熱量をかければかけるほど、返ってくるものが大きいような気がします。
そして、表現する仕事だと思いますね。
お客様に関心を持ち、観察し、見聞きすることで初めて分かることがある。
相手が喜ぶこと、自分ができる事、お客様が求めている事、それらが見えてきたら、思いを持って一生懸命自分らしく伝えればいい。そうすると自然と結果にも繋がります。

将来の目標について
入社の動機は学びたいということでした。これからも様々な方々と接して知り合った方々とお互いの思いを感じたいですね。そして、新たに入社してくる若手にも、自分がこれまで経験してきた感覚を分けてあげたいですね。仕事の面白さに気づいて大きく成長していく若手を見ていると本当に嬉しいですから。常に一生懸命自分の個性も含めて伝え続けることで、未来のお客様が必ず生まれてきますから。
これから
入社される人に一言
仕事を通じて人は成長できます。
皆さん一人ひとりのチャレンジを応援して一つでも多くの経験を経て成長できることを全力でフォローします。
私たちは皆さんのチャレンジを応援し、互いに成長し合えること、成長を共に喜び合えるチームを目指しています。
オフの過ごし方
気の向くままに街へお出かけします。人が集まる店舗、商品、ショッピングというより、「今」を感じに行く感じでしょうか。常に刺激が欲しいですし、くすぶっているのは嫌な性分なんです(笑)